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2012年3月30日金曜日

宮城県石巻市 祐ホームクリニック様から支援へのご報告をいただきました。

宮城県 石巻市で医療活動をされている、祐ホームクリニック様へ、雨具や防水・防寒具をご支援をさせていただきました。
その支援に対して、ご報告をいただきました。



ケアセンター やわらぎ 様 

 この度は雨具、防寒具のご支援をいただき、誠にありがとうございます。
日中は寒さも緩み、日増しに暖かさを感じる季節となりましたが、朝晩は冷え込みまだまだコートが手放せません。そのような中、防寒具のご支援は本当に有り難く、感謝の気持ちで使用させていただいております。

 訪問診療の往診には、医師1人、看護師1人、ドライバー1人で患者さんのお宅に診察に向かいます。
ドライバーの伊藤さんは、毎朝6時半に家を出て、朝一番にクリニックに到着。
寒さで手と体が強張るなか、雪の日は往診車の雪をはらい、凍った窓ガラスを溶かし、患者さん宅に向かう準備をします。
患者さんの安心と笑顔の為に、日々頑張っています。

中村さんは、クリニックのドライバーと被災住宅の支援という二足のわらじで、東奔西走しています。

 また、在宅避難世帯の健康・生活アセスメント調査にも使用させていただきます。
全国及び地元から、被災地に想いのある皆様がご支援・ご協力をくださり、被災住民の方々の生活状況や健康面のヒアリングをしています。
雨の日も雪の日も、一軒一軒徒歩で訪問し、30分~12時間かけて聞き取り調査をしています。


 皆様のお心のこもった支援物資はこういった活動に利用させていただいております。
物資に込められた温かな想いや復興への願いを日々感じながら、患者さんや住民の方々の笑顔・元気に繋げられるよう頑張って参りたいと思います。

本当にありがとうございました。

2012年3月9日金曜日

震災から一年を迎えて Japan Society のイベント

3月11日の日曜日で、東日本大震災から一年を迎えます。
被災地は、地震や津波だけではなく、直後に起こった福島大地原子力発電所の事故、何万人という被害者を出しました。
多くの亡くなった方。
津波で全てを失った人々。
故郷を追われた人々。
過酷な現実の中から、被災地は少しづつ立ち直りつつあります。
政府や行政が多くの被災者の期待を裏切った中で、国内外の方々からの資金、物資、現地での直接的な支援は多くの方を救いました。
私達もジャパン・ソサエティ様から資金援助をいただき、一年を通じて30ヶ所以上の介護事業所、障がい者施設、仮設住宅のコミュニティ活動を行なう団体などへご支援しています。(予定も含めて継続中)
感謝致します。
ジャパン・ソサエティ様のニューヨークオフィスで、震災の一年を振り返るイベントが開催されています。
 Memory: Things We Should Never Forget

会場では、 ケアセンター やわらぎを含めて、ジャパン・ソサエティ様から資金援助をいただいたNPOが現地での活動の様子を映像で紹介しています。
その同じ映像を観ることができます。
Your Donations at Work

一年を振り返り、その上で復興に向けた新しい一年に向かい、柔軟に支援を継続して参ります。