ページ

2012年1月29日日曜日

宮城県:フェアトレード東北様より、牡鹿半島へのお布団支援のご報告をいただきました

 宮城県石巻市の東部に牡鹿半島があります。
東は太平洋に面して、半島全域にわたり山地が広がっています。
市街地から離れている関係もあり住民も高齢者が多く住んでおり、行政の支援の手が十分には伸びていませんでした。
 市内の社会福祉協議会や行政からも情報が得にくい地域であり、その行き届かない分をフェアトレード東北様キャンナス東北様などNPOや市民団体がケアに回っています。
その牡鹿半島で、地震と津波の被害から生活用品、暖房器具、暖かい衣服とお布団が不足している住戸がたくさんあると情報得て、フェアトレード東北様をご支援させていただく形で、やわらぎソーシャル・サポーターとしてお布団を西川産業様のご協力も得て、41組みご支援をさせていただきました。
 そのフェアトレード東北様からご報告が来ましたので、ご紹介をさせていただきます。
※一部、事務的なこと、プライバシーに関わる部分は削除など編集をしました。


フェアトレード東北の高橋です。
 現在ご支援いただいた布団についてのご報告を致します。
今時点で十分な写真がみつかっておらず、この事例だけでもご報告差し上げなければと思いました。
 写真に写っているご夫婦は、石巻市のとある湾沿いの地域にお住まいのご夫婦で、借家に暮らしていたなか津波の被害に遭い、全壊の判定を受けた状況だったのですが経済的余裕がなく、1階全てが浸水した状態からご夫婦のみの手で自己修繕し、2階から畳3枚だけ二人で下ろして、1階茶の間で日中暮らしている高齢のご夫婦です。
 状況としては、奥様が震災当日の避難の際に骨折した後遺症で家事に苦労されています。
布団は掛け布団1枚しかなく、主人はソファーにこたつ布団で寝ている状況。唯一もっている布団が重いもので、骨折した後遺症の残る身体には負担がかかり実際痛みを感じることもあったというお話でした。
 軽くて暖かい布団が欲しいと思っていた矢先に、今回布団をいただけて大変嬉しいという感想をいただきました。

この度のご支援 有難うございました。



0 件のコメント:

コメントを投稿